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日立エナジーがアマゾン・ウェブ・サービスとの連携により設備・作業管理ソリューション群をクラウドベースで提供

Press Release | 27.03.2025 | 1 min read

第一弾としてLumadaの植生管理ソリューションをアマゾン・ウェブ・サービスのクラウドインフラを通じて提供

  • エネルギーシステムの複雑化に対処するため、革新的な設備・作業管理ソリューションの提供で連携
  • AIを活用したクラウドベースの植生管理ソリューションにより、樹木の接触リスクを低減し、送配電網の運用効率と信頼性を向上
  • 米国の電力会社は植生管理のために平均で年間2,700万ドルを費やす。一方、50%以上の電力会社がそれでも不十分と述べる*1
    *1 The Cost of (Not) Cutting Trees | American Public Power Association (英語サイト)

日立エナジーは、エネルギー転換の加速に向けて、電力会社およびエネルギー関連企業にクラウドベースのソリューションを提供するため、アマゾン・ウェブ・サービスと複数年にわたる戦略的な連携について合意しました。当社は本連携により、アマゾン・ウェブ・サービスのマーケットプレイス*2を通じて、設備・作業管理ソリューション群*3を提供する予定です。アマゾン・ウェブ・サービスの堅牢なクラウドインフラを活用することで、ソフトウェアソリューションのシームレスな拡張、使い勝手の向上、迅速な導入を実現します。これによりお客さまは、優れた予測分析や作業管理ソリューションに容易にアクセスできるようになり、データに基づく意思決定と、重要業務の効率性向上が可能になります。

当社は、本連携における最初の取り組みとして、AIを活用した植生管理ソリューションであるHitachi Vegetation Manager*4を、アマゾン・ウェブ・サービスのマーケットプレイスを通じて提供します。Hitachi Vegetation Managerは、Lumada Inspection Insights*5の構成ソリューションの一つで、送配電網への樹木の接触による停電やシステムトラブルの頻度を大幅に低減するために開発したものです。
*2 AWS Marketplace: Hitachi Vegetation Manager (英語サイト)
*3 設備資産および作業管理 | 日立エナジー
*4 植生マネージャ | 日立エナジー
*5 日立が、電力事業者をはじめとした企業向けに、設備の点検・監視・最適化を支援する「Lumada Inspection Insights」を発売

米国エネルギー省によると、植生を原因とする停電は米国でもっとも一般的なものであり、原因の20%以上を占めています*6。植生によるトラブルは、送配電事業者と鉄道運営者にとって大きな問題となっており、維持費の高騰にもつながります。
*6 Vegetation Management Resilience Investment Guide (英語サイト)

Hitachi Vegetation Managerは、AI、衛星画像、リアルタイムの天気予報を組み合わせた優れたクローズドループ型*7のデジタル植生管理ソリューションであり、植生に関する予測情報の提供により、お客さまが樹木の接触リスクを能動的に特定し、リスクを軽減することを支援します。停電を引き起こす前に潜在的なリスクを予測することで、ダウンタイムの大幅な低減、サービスの信頼性向上、維持費の削減を実現します。
*7 監視・制御対象の出力や変化を検知し、入力を調整する方式

日立エナジーのグリッドオートメーションビジネスユニット担当役員であるマッシモ・ダニエリは、「再生可能エネルギー発電システムの拡大や、AI・EVなどによる電力需要増加により、送配電網はますます複雑化しています。日立エナジーは、先進的な送配電網技術の開発と導入に取り組むだけでなく、さらに先を見据えています。当社は、エネルギーシステムが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、Hitachi Vegetation Managerのような多様なデジタルソリューションを提供しています。アマゾン・ウェブ・サービスとの連携により、クラウドコンピューティングとAIの力を活用し、これらのデジタルソリューションを世界中のお客さまが容易に利用できるようにします。」と述べています。

日立エナジーは昨年、米・コンジット・パワー向けにアマゾン・ウェブ・サービスのクラウドを通じて、系統管理ソリューションを提供しました*8。クラウドを通じた提供により、通常18カ月の納期を6カ月に短縮しました。今回の連携は、その際の協力関係に基づくものです。

*8 How Conduit Power manages costs by operating renewable power plants remotely | Hitachi Energy (英語サイト)

アマゾン・ウェブ・サービスのエネルギー・ユーティリティ部門ゼネラルマネージャーであるハワード・ゲフェンは、「エネルギー業界が大規模な変革を続けるなか、クラウドは、電力会社や鉄道事業者、エネルギー関連企業に対して、運用の最適化、信頼性とレジリエンスの向上、投資の拡大・最大化の機会を提供します。日立エナジーとの協力はコンジット・パワーの案件から始まりました。本連携を通じて、日立エナジーとともに、クラウドの力でソリューションを拡大し、組織を進化させ、イノベーションを加速することで、双方のお客さまにすばらしい価値を提供します。」と述べています。

本連携は、エネルギー分野におけるデジタルトランスフォーメーションの推進、再生可能エネルギー連系の最大化、信頼性の高い電力供給の支援という、日立エナジーの継続的なコミットメントを示すものです。

■関連情報
Hitachi Vegetation Managerに関するブログ (英語サイト)
・2025年6月開催の2025 AWS Energy Symposium (英語サイト)で、日立エナジーが講演します。

■日立エナジーについて
日立エナジーは、持続可能なエネルギーの未来へ向けた取り組みを加速する、グローバルな技術リーダーです。お客さまやパートナーとの協創により、世界のエネルギーシステムを、より持続可能、より柔軟、より安心・安全なものにします。電力、産業、運輸、データセンター、インフラの各分野のお客さまにサービスを提供しており、140カ国以上の導入実績を有しています。合計150GW以上のHVDC連系線の電力網への連系など、革新的な技術とサービスでエネルギーバリューチェーンを効率化し、あらゆる人が電気を利用できるよう支援しています。また、分野や地域を越えたステークホルダーとのデジタルトランスフォーメーションにより、カーボンニュートラル実現に向けたエネルギー転換を加速します。スイスに本社を置き、60カ国に約45,000人の従業員を擁しており、約1兆8,000億円の事業規模を有しています。
詳しくは、ウェブサイト(https://www.hitachienergy.com/jp/ja)をご覧ください。

■日立エナジー関連リンク
https://www.linkedin.com/company/hitachienergy
https://twitter.com/HitachiEnergy

■日立製作所について
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」という3セクターの事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。3セクターの2023年度(2024年3月期)売上収益は8兆5,643億円、2024年3月末時点で連結子会社は573社、全世界で約27万人の従業員を擁しています。
詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください。

Contacts

Yuya Misumi

Communications Manager, Hitachi Energy Japan

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