当社の戦略
2024年初頭、当社は日立エナジー2030の事業アプローチとそれに組み込まれたグローバル要件、ステークホルダー要件に従い、サステナビリティ戦略を更新しました。このあらたに更新された戦略は、経営上の重要課題の広範な取り組み、国際的な業界の動向、ベンチマークおよび法律から導き出されたものです。また、2023年マテリアルインパクトアセスメントでステークホルダーの視点と優先事項も組み込まれています。
これには、当社の影響力の大きいコミットメントの更新情報と、 2021年に開始されたサステナビリティ2030戦略で定められた主たる目標が含まれます。当社のサステナビリティへの取り組みは、主要なプロトコルと国連の持続可能な開発目標(SDGs)に合致しています。
当社の行動DNA、環境、社会、ガバナンスのパフォーマンス(ESG)に対する持続可能性のアプローチを反映しており、より広範な企業の社会的責任(CSR)分野にも基づいています。 各分野において、日立エナジーの全部門が支えている一連の社内重要業績評価指標(KPI)が土台となる主たる目標があります。
当社の影響力の大きいコミットメント
1,000万トンの排出削減に貢献
再生可能エネルギーのギガワット数の継続的増加
電気を利用できない人々の格差是正に貢献
1,000万人以上に対し、電力とエネルギーに対する意識向上を実現
当社の主たる目標
- 地球
- 人材
- 規範
サステナビリティ戦略における地球の綱領の中で 、関連するSDGs、当社の影響力の大きいコミットメント、日立エナジーの指針に合致するものとして、以下の主たる目標を挙げています。
また、このコミットメントが反映しているのは、バリューチェーン全体およびそれを超えて働くグローバルテクノロジーリーダーである当社が、他社と協力し、当社の従業員、製品およびサービスのポートフォリオの影響を最大化することによって、私たちの事業のインパクトを活用している点です。
当社は、イノベーションとコラボレーションを通じて、業務におけるエネルギー移行とバリューチェーンにおける変化を加速させています。
当社は、現実に即した測定可能な方法を通じて、バリューチェーンに沿って持続可能な方法で事業を推進します。また、地球や人々の生活、さらに私たちの根本的な価値観をより良くしていくことを目ざしています。
当社の目標はステークホルダーとのオープンな関わりを通じて周知され、その進捗状況を示すサステナビリティレポートを毎年発行しています。当社の計画と業績はオープンな開示に基づいており、外部専門家組織によって精査されています。
外部からの評価
独立した外部評価により透明性と説明責任が強化されるだけでなく、当社のコミットメントの信頼性の査証となります。これらの情報は、ステークホルダーが当社のサステナビリティ戦略、行動、パフォーマンスを信頼する上で欠かせません。また、当社が改善し続けることができる分野についての考察も提供します。
日立エナジーの2024年のサステナビリティパフォーマンスに対し、サステナビリティ評価のスペシャリストであるEcoVadisにより金賞が授与されました。これにより、当社はEcoVadisが評価する13万社以上のグローバル企業のうち上位5%にランクインしました。