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日立エナジーが、Google Cloudとエネルギー転換を支援する クラウドソフトウェア製品・サービスの協創に関するパートナーシップ契約を締結
エネルギーとデジタルの専門知識を融合し、持続可能性への取り組みに貢献
日立エナジーは、Google Cloudと世界のエネルギー転換を支援する複数のクラウドソフトウェア製品・サービスの協創に関するパートナーシップ契約を締結しました。当社は、本パートナーシップに基づく最初の取り組みとして、北米エネルギー市場の価格データを提供する日立エナジーのアプリケーション「Velocity Suite Power Prices(ベロシティ・スイート・パワー・プライス)*2」をGoogle Cloud Marketplace*3で提供開始しました。さらに、今後、エネルギー転換に向けたクラウドベースのソリューションに対する市場や顧客ニーズの高まりに対応するため、日立エナジーのエネルギー投資計画・運営支援ソリューション群「Energy Portfolio Management(EPM)(エネルギーポートフォリオマネジメント)*1」とGoogle Cloudのデータ分析機能、人工知能(AI)・機械学習(ML)サービス、拡張性と安全性に優れたインフラストラクチャを組み合わせて、電力会社や再生可能エネルギー発電事業者向けの新しい革新的なソリューションを開発します。また、それらをGoogle Cloud Marketplaceを通じて提供することで、コストとリスクを低減しつつ、収益を拡大するというエネルギー業界の共通の目標達成に貢献します。
*1 Energy Portfolio Managementのウェブサイト(日本語)
*2 Velocity Suite Power Pricesのウェブサイト(英語)
*3 Google Cloud Marketplace(英語)
今回提供を開始したVelocity Suite Power Pricesは、日立エナジーのエネルギー市場情報分析アプリケーション「Velocity Suite*4」から派生したAPI*5ベースの新たなアプリケーションで、広範なデータの統合と自動処理にGoogle Cloudのコンピューティングパワー*6技術を活用しています。北米のエネルギー市場情報へのアクセスを可能とし、パワーグリッドおよび再生可能エネルギープロジェクトの計画と収益分析を容易にします。グローバルなエネルギー事業開発者、発電事業者、トレーダー、エネルギー市場の参加者は、Velocity Suite Power Pricesのデータを使用して、北米でのエネルギープロジェクトや投資に関するより適切で迅速な意思決定を行うことができます。
*5 Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース): ソフトウェアやプログラム同士を連携するインターフェース
*6 コンピュータによって情報やデータの自動的あるいは効率的な、計算、処理、保存、伝達などを行う能力
日立エナジーのグリッドオートメーションビジネスユニット担当役員であるマッシモ・ダニエリは、「データとアナリティクスは、エネルギー転換の中核を担うものであり、送配電網の進化において重要な役割を果たしています。また、世界中のお客さまから、持続可能性目標と事業目標を迅速かつ最大限に達成するためのソリューションが求められています。Velocity Suite Power PricesをGoogle Cloudとのパートナーシップを通じて提供することで、お客さまの意思決定の迅速化、投資の最適化、事業のデジタル変革を支援します。」と述べています。
Google Cloudのマネージングディレクターであるロイ・タヴァーは、「Google Cloud上で日立エナジーのVelocity Suiteを提供することにより、その利用者は、信頼性の高い持続可能なインフラストラクチャ上で事業を展開できるとともに、膨大なデータをより効果的に活用した、より収益性の高い持続可能な事業の推進が可能になります。持続可能性は、多くの企業のDXの原動力となっています。日立エナジーとのパートナーシップにより、グローバル企業の持続可能な事業運営を支援できることを誇りに思います。」と述べています。
日立エナジーは、持続可能なエネルギーの未来へ向けた取り組みを加速する、グローバルな技術リーダーです。さまざまな分野のお客さまに、バリューチェーン全体にわたる革新的なソリューションとサービスを提供するとともに、お客さまやパートナーとの協創により、カーボンニュートラル実現に向けたエネルギー転換に必要な、デジタル技術を活用した変革を実現します。日立エナジーは、社会価値、環境価値、経済価値のバランスを取りながら、世界でより持続可能、より柔軟、より安心・安全なエネルギーシステムを構築する取り組みを進めています。スイス・チューリッヒに本社を置き、全世界90カ国に約40,000人の従業員を擁しており、140カ国以上の導入実績と、1兆円を超える事業規模を有しています。
詳しくは、ウェブサイト(https://www.hitachienergy.com/jp/ja)をご覧ください。
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日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2022年度(2023年3月期)の連結売上収益は10兆8,811億円、2023年3月末時点で連結子会社は696社、全世界で約32万人の従業員を擁しています。
詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください。