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日立ABBパワーグリッド社が、トルコの国営送電事業者から 送電網拡張プロジェクト向けの変圧器を約21億円で受注
トルコ各地への信頼性の高い電力供給に貢献
日立ABBパワーグリッド社(CEO:Claudio Facchin(クラウディオ・ファキン))は、トルコ共和国(以下、トルコ)の国営送電事業者であるTurkish Electricity Transmission Corporation (ターキッシュ・エレクトリシティ・トランスミッション社)から、同国における送電網拡張プロジェクト向けに、62.5 MVAおよび100 MVAの154kV変圧器を2,000万米ドル(約21億円)*1で受注しました。当社は今回、高品質・高信頼性・メンテナンス頻度の低減を実現する変圧器関連技術プラットフォーム「TrafoStarTM」に基づいた変圧器を提供することで、信頼性の高い電力を手頃な価格でトルコ各地に届けるという重要なプロジェクトに貢献します。
現在、トルコでは、大気汚染やコストに課題のあるディーゼル発電機をエネルギー源として活用している一部地域に対して、高品質で信頼性の高い電力を手頃な価格で供給するために、送電網を拡張するプロジェクトが進められています。
当社が今回提供する変圧器は、長年培ったノウハウと実績をベースに設計・製造プロセスをグローバルレベルで統一した変圧器関連技術プラットフォーム「TrafoStarTM」に基づき、設計・製造されるものです。高い品質と信頼性を備えつつ、メンテナンス頻度の低減を実現し、トルコ各地への電力供給を支援します。
日立ABBパワーグリッド社の変圧器ビジネスユニット担当役員であるBruno Melles(ブルーノ・メレス)は、「トルコにおける大規模な送電網拡張プロジェクトに変圧器を供給できることを誇りに思います。当社は、持続可能なエネルギーの未来の実現に向けて、トルコの人々が信頼性の高い電力を利用できるように、引き続き支援していきます。」と述べています。
*1 1米ドル=105円にて計算
■日立ABBパワーグリッド社について
日立ABBパワーグリッド社は、日立とABB社で合わせて約250年の歴史を持つグローバルテクノロジーリーダーであり、90カ国で約36,000人の従業員を擁しています。スイス・チューリッヒに本社を置き、エネルギー、インダストリー、インフラ産業のバリューチェーンに加えて、モビリティ、スマートシティ、蓄電やデータセンターなどの新分野にも事業を展開しています。日立ABBパワーグリッド社は、グローバルトップの導入実績やフットプリントを生かし、お客さまの社会的価値、環境価値、経済価値のバランスを向上させます。また、より強じん、よりスマート、よりクリーンなグリッドを実現するためのパートナーとして、革新的なデジタル技術により“Powering Good for Sustainable Energy”を実現していきます。
詳しくは、ウェブサイト(https://www.hitachienergy.com/jp/ja/)をご覧ください。
■日立グループ パワーグリッドポータルサイト
https://www.hitachi.co.jp/products/energy/pg/