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松山 光男: 日立エナジーにおけるワークライフバランスを確保した働き方について
私は、2020年6月に現在の日立エナジージャパンに入社しました。前職では、パワーエレクトロニクス用キャパシタや蓄電デバイスの営業として、主に欧州顧客の担当やアメリカ駐在などを経験しました。自身のキャリア方向性を熟考し転職活動を始めたところ、幸いにも現在のポジションに出会いました。日立製作所が事業ポートフォリオの見直しに積極的で、現在の日立エナジーを買収したことは知っていましたし、2つの大きな企業文化がクロスする環境で仕事ができるのは、非常にユニークな機会になると思い、チャレンジすることにしました。
現在は、日立エナジーのハイボルテージビジネスユニットのセールススペシャリストとして、主にパワークオリティ製品を始めとするコンポーネントや発電機遮断器などの営業に従事しています。日立製作所のチームと協力して、当社のハイボルテージ機器を国内のお客さまに広く採用して頂けるよう日々取り組んでいます。
日立エナジーで最も素晴らしいと感じるのは、多種多様なバックグラウンドを持つ方々と一緒に働けることです。日立エナジーは、日本のオフィスはもとより、海外拠点を含めると多様性が非常に豊富です。そのような環境に身を置くことで、日々新たな発見を得ることができます。
入社以来、コロナ禍における活動制限の下で過ごしてきましたが、徐々に元の世界に戻りつつあり、今年は初めて海外拠点でのトレーニングを受けることができました。日立エナジーでは従業員への教育・スキル向上プログラムが豊富に用意されています。この先もこのような機会を活用し、自身のスキルアップを図っていきたいと思います。
ワークライフバランスを確保した生活スタイルを維持
日立エナジーでは、現在に至るまで従業員の休暇取得に積極的に取り組んでいます。私は今年の7月から8月半ばまで育児休業を取得しました。
日本では、これまで男性が育児休業を取得することを、当たり前と言い切ることは難しい状況でしたが、4月の法改正により、男性の育児休業取得促進が後押しされるようになりました。
今回の育児休業では、休暇取得に理解のある周囲のサポートを得ることで、子供との貴重な時間を過ごすことができました。また、復職後も在宅勤務を活用することで、ワークライフバランスを確保した生活スタイルを維持できています。これは、従業員や、また、その家族が人として大切にされているということだと思います。
私は当社のこうした取り組みが、他の日本の企業にも広まることを期待するとともに、労働環境や従業員の生活の質を向上させる国内外における他社の優れた取り組みは、ぜひ当社でも取り入れてほしいと考えています。
今後、再生可能エネルギーの普及が加速するにつれて、経済性・環境性を考慮した当社の製品・サービスには、大きなポテンシャルがあると感じています。私は、日本のお客さまの期待に応えられるよう、日立グループ一体となって、お客さまの課題解決に向けて貢献していきたいと考えています。