静止型周波数変換器によるGrid Intertieソリューション
配電網のための革新的なソリューション
日立エナジーの静止形周波数変換器(SFC)は、40年以上にわたり、電力アプリケーションの基準となってきました。先駆的な技術と革新的な制御アルゴリズムにより、安定性と性能を損なうことなく、従来の配電網から、より柔軟でバランスのとれた効率的な配電網への移行を可能にします。
従来のネットワークでは、集中型の発電が行われており、長年にわたって確立された一方向の送配電システムを通じて、エンドユーザーに電力が供給されています。これは従来の運用方法ですが、ネットワークの継続的な移行により、以下のような新たな課題が生じています。
- 太陽光発電所や風力発電所などの出力変動のある再生可能エネルギー・分散型電源の予想を超えた増加
- 電気が流れる方向が変わることで生じる変圧器やケーブルの過負荷問題
- 逆潮流、多潮流により、電流保護回路が誤動作する可能性
- 増加する遠隔地の再生可能エネルギー発電を消費するための電力需要の不足
- 分散型発電を既存の超高圧送電網に接続する際の電圧変換の増加による損失
- 断続的な負荷(電気自動車)の需要増加
ネットワーク容量を増大させ、このような急増する課題を克服するには、従来の補強技術では、莫大なコストと時間がかかる恐れがあります。 日立エナジーの堅牢で効率的なSFCを配電網に適用することで、革新的で信頼性の高いソリューションにより既存の配電網のネットワーク容量をさらに解放し、かつ以下のような効果を提供します。
- 設計および運用におけるの柔軟性(P&Q制御)
- 変換段数の削減(効率、信頼性、コスト、フットプリント、排出ガス)
- 過敏な負荷への電力品質向上
- 短絡電流の増加への寄与が少ない
- 非同期式システムの相互接続が可能
電力分野や産業分野向け用途の基本スキームは以下の通りです。
配電網インタータイ S/Sの水平結合
産業用グリッドインタータイ
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