水力発電所向け静止型周波数変換器
揚水発電は、電気エネルギーを生成・貯蔵する方法として非常によく知られています。再生可能エネルギーの統合とそれに関連した送電網の変化に伴い、エネルギーの貯蔵はより重要なものとなってきています。
静止型周波数変換器は、ポンプ・タービンの回転速度を調整し、運転を最適化することができます。これにより、発電所の出力電力をダイナミックに調整し、周波数制御運転で系統をサポートすることが可能になります。また、水力効率が向上し、運転・制御の自由度が高まります。
日立エナジーは、水力揚水発電のパイオニアです。2012年にスイスアルプスで揚水発電用の史上最大のコンバータを建設して世界記録を樹立しました。当社はイノベーション創出の取り組みを続け、2021年にはオーストリアで揚水発電に使用する初の直接型モジュラーマルチレベルコンバータ(MMC)「Hydro SFC Light」が試運転しています。
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