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基準と方針

Hitachi Energy's Standards and policies


日立エナジーは、従業員を指導し、インテグリティへの懸念を回避するため、一連のグローバル規定を策定しました。これにより、違法行為や非倫理的な行為を一切許さない世界的な企業としての地位を維持していきます。

社内規程は、日立エナジー行動規範を日常業務に実践するための具体的なガイドラインを定めています。強力な内部統制と日立エナジーのコミュニティに期待されている内容を明確に把握することで、当社は行動に反映されたインテグリティの文化の創出に努めています。

強力な内部統制

当社の社内規程では、以下の項目を強化しています。
 

  • 贈収賄と腐敗は、相手が公務員であるか、民間部門の取引先であるかを問わず、すべての取引で禁止されています。通例、円滑化のための少額の支払いは原則として認められません。
  • 当社の代理店・特約店等には、事前に実質的なデューディリジェンスを行うことが義務付けられています。報酬の支払いに先立ち、業績に対する適切な管理を伴う集中的で透明性のある承認プロセスを必須とします。
  • 寄付(政治献金、慈善寄付を含む)およびスポンサーシップは、詳細な社内方針と統制の対象となります。
  • 贈答品/接待/費用に関する方針では、限度額、承認プロセス、文書化、および公務員に対する追加管理について定めています。
  • 下請業者およびコンソーシアムパートナーとの契約は、贈収賄防止法に違反しないという約束を含め、契約履行における誠実性に対する当社の約束と一致しています。また、サプライヤーは、当社が満足する完全性基準を維持し、日立エナジーサプライヤー行動規範に同意しなければなりません。

当社の企業としての成功は、製品とサービスの品質と信頼性に基づいています。顧客や利害関係者は、当社が正当かつ合理的な贈答品および接待のみを授受することに信頼をおいており、当社の評価が維持されています。

贈答品、接待および経費に関する社内規程は、提供と受領の両方を対象としています。当社は、事業を展開する各地域の基準を考慮し、グローバルな限度額と承認プロセスを尊重します。

また、他の企業や顧客も、各社の行動規範を遵守することが多いことを認識し、それに違反させるようなことがあってはなりません。贈答品、接待、経費に関する当社の管理された透明性の高い承認プロセスは、従業員が一線を越えていないことを確信できるようする役割があります。

さらに、公務員に対する追加的な統制が追加されています。政府が所有または管理する企業はこの強化基準の対象となります。

贈答品、接待または経費が適切かどうかを判断するには、各従業員は次の基準を考慮すべきです。

  • 正当な理由:贈答品、接待または経費は、感謝、友情、もてなしの行為として、または契約によって委任され、誠意をもって提供すること。
  • 義務を負わない:贈答品、接待、または経費は、受領者にいかなる義務も負わせてはなりません。
  • 期待しない:提供者または提供する側の関係者は見返りを期待しない、または提供者が提供するものには、受領者が取引に設定するよりも高い重要性が付与されてはなりません。
  • 公然性:密かに提供される場合は、その目的は疑わしいと見なされます。
  • 費用の不正使用の禁止:費用の支払いまたは払い戻しは、不適切な贈答品または接待を隠すために誤用してはなりません。
  • 適切さ:贈答品、接待、または経費の性質は適切であり、一般的なビジネス慣行と地域の文化的および倫理的基準の両方に準拠します。
  • 合法性:当該国の法令、およびその他の関係法令に適合していること。
  • 受領者の規定に準拠:贈答品、接待、または経費は、受領者が雇用されている会社または組織の規定または行動規範を満たしていること。
  • 低頻度:このような授受は、贈与者と受領者の間で定期的に行われるものではありません。
  • 現金の禁止:現金、ローン、小切手、買い物券、ギフトカード、クーポン、現金同等物ではない。
  • 利益相反の禁止:贈答、接待、または経費の授受時に利益相反の状況が発生しないようにすること。
  • 安全衛生:接待を受け入れたり、招待したりするときは、常に安全衛生面を考慮すること。
  • 文書化:GEEは、GEE Compliance Desktop、書籍、記録、その他のシステムまたはツールで完全かつ正確に文書化されている必要があります。