トレーニングとコミュニケーション

定期的かつ広範囲にわたるコミュニケーション活動により、各拠点の従業員が日立エナジーのインテグリティに対するコミットメントと、非倫理的な行動の帰結について十分に認識していることが保証されます。

インテグリティトレーニングをサポートするために、さまざまなコミュニケーションが、あらゆる物理的な場所におけるインテグリティについての認識と可視性を高めるように設計されています。

インテグリティに関するコミュニケーションは、以下の内容など、日立エナジーのイントラネットに定期的に掲載されます。
 

• 帰結の事例
• インテグリティをもって行動する
• 何をすべきか
• リーダーシップからのメッセージを含むインテグリティビデオ

「帰結の事例」のストーリーは、従業員による日立エナジー行動規範の実際の違反を通報し、それらがどのように発見され、対処されたかを説明しています。

公開されたあるストーリーは、従業員のグループが、請求書を特別な承認を必要としない少量に分割して、不正な接待と経費の請求をどのように提出したかについての説明でした。関係する従業員は全員が解雇されました。

その他の記事では、ビジネスの過程で頻繁に発生するジレンマを紹介し、それらに対処する最善の方法を説明しています。ジレンマは、次のような質問の形式で紹介されています。

「最近、あるお客様がロンドンオリンピックのチケットを2枚私に提供してくれて、私はそれを受け取りました。今になって、私は日立エナジー行動規範に違反するのではないかと恐れています。そのチケットに明らかに多額の金銭を費やしているので、お客様をがっかりさせたくありません。どうすればいいでしょうか？」

また、「企業倫理ホットライン」のポスターキャンペーンを世界各地で展開し、通報を促し、特定のリスク分野に対する認識を高めています。これは、イントラネットにアクセスできない工場労働者にインテグリティに関するメッセージを広めるために特に役立ちます。会社全体での継続的なインテグリティに関するメッセージとビジュアルが、インテグリティの強固な文化を補強します。

さらに、通行のある多くの地点ではディスプレイスタンドやインテグリティボードが、事業会社倫理ホットラインを促進しています。日立エナジー行動規範の小冊子、インテグリティ情報パンフレット、ウォレットカードは、従業員が携帯できるようになっています。